言われてみればそうだよね

不労所得で7年ほどセミリタイアして子育てしてましたが、2018年から復帰して投資講座を始めました。

株で大損・破産するパターン

株で大損・破産するパターンはいくつもあるが、
株だと下記のような場合が多い。


例えば、1000万円を投資に使うとして、
A社だけにその全額を投資していた場合
その会社になにか悪いニュースがあったら大変なことになる。

 

きちんと損切りできればまだ良いが、
経験上、大きい金額をかけている人ほど、
損失の大きさにビビって損切りが出来ない。

 

仮に手を打てないまま-50%になってしまえば、
500万円の損失が出ることになる。


実はこれはまだマシな方だ。
その会社が倒産するような最悪の状況が起きたとしても、
投資していた金額が0になるだけなのだから。

 

じゃあ、借金を背負うとはどういう状況なのか。

それは信用取引をした場合。


投資する人の中には、
「もっと多く増やしたい!」と、
手持ちの約3倍の金額を投資できる「信用取引」を行う人もいる。

 

1000万円を元手に信用取引をし、
3000万円をA社に投資していた場合に、
もし悪いニュースがあったらどうなるだろうか。


-50%だと、1500万円のマイナスになる。


手持ちは1000万円しか無いので、
足りない500万円は証券会社への借金となってしまう。


「そんな馬鹿なことをする人は居ないだろう」と思うかもしれないが、
自分の持ち金以上の金額を、急上昇中の一社に集中投資し、
天井が来て暴落に巻き込まれたときに損切りできず借金を背負う。
株で退場する人の多くは、こういう経緯で退場するのだ。

 

始める前は
「借金の危険がある信用取引はしない!」
「決めていた金額になったら損切りをする!」
とルールを守ると誓ったはずなのに、
いざ実践になると、ルール違反の投資をしてしまう。


なぜそうなるのかと言うと、
実践には余計な感情が出てきてしまうから。


多くは、「もっと儲けたい」「損したくない」という欲望と恐怖。


そうならないためにも、
「自分が恐れたり侮ったりすることなく扱える金額はどれぐらいなのか」
を知っておく必要がある。

アドレナリンやエンドルフィンの出る投資をしない

株式市場は去年末から大荒れ相場が続いている。
確固たるルールを持たずに動いてる(もしくはルールを守れない)投資家さんは軒並み大損してる感じ。

 

逆に、こういうときに「めちゃくちゃ儲かった!」と言ってる人はかなりギャンブラーな投資をしてる人が多い。
こういう人の過去を探ると、「過去に○億円増やしたのに大損して退場」した過去があったりする。

要は、ギャンブル投資をしていると、大儲けするが大損もする。

いまはたまたま大儲けしてるけど、そういう投資をしているとアドレナリンやエンドルフィンが出ないような投資ができなくなる。
なので、大儲けしたから後は手堅い投資をすればよいのに、常に大金かけた丁半博打投資をし続けてしまう。

 

なのでどれだけ資産があっても、どえらい事になったら一発退場。

投資一本で生きていくならそういう投資の道もありかもしれないが、あくまで本業が別にあるなら、アドレナリンやエンドルフィンの出るような投資方法をするべきじゃない。
精神状態が投資に左右されて、必ず本業に差し支える。

毎月ドッカンドッカン増えたり減ったりするようなのではなく、毎月コツコツ増やしていくようなやり方のほうが良い。

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投資で破産するのは運が悪いからじゃない

投資で大損した、破産した、という体験談は多々ある

 

あれは、「運が悪いからそうなったんだ」ではなく、
確固たる理由があってそうなっているのだ。

 

投資において最も大事なのは、一発退場しないこと。
言い換えると、一撃で大怪我をするような投資をしないこと。

 

まず身に付けなければならないのはそのための知識。

 

大波が来たときにどうするかの知識を身に着けず、
いきなり投資という大海原に繰り出して、
嵐に襲われて沈没する人がとても多い。

 

投資の世界では嵐はしょっちゅうだし、
少なくとも10年に1度ぐらいは大嵐も来る。

 

まず身につけるのは、
「嵐が来たときにどうやったら損失を最小限に抑えることが出来るか」
ということ。

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ダイエットと投資は似ている

投資で失敗する人の特徴は、2つ。

「なんとなく」で投資する無勉強な人。

真面目にいろいろ勉強しまくる人。

 

なぜ勉強しまくるのがダメかというと、ダイエットに例えると分かりやすい。

 

ダイエットの手法は無数にあるが、
まっとうな1つのやり方に絞って、
それをルール通りやればちゃんと痩せる。

 

でも多くの人は、ちょっとやってあまり効果が出なかったら挫折して、
「これは効率が悪い。もっと魔法のようなやり方があるに違いない」
と、青い鳥を探す旅に出てしまう。

 

「TVで○○が良いと言ってた」
と流行りのものに手を出しては、
途中でやめてまた別の手法を探し続ける。

 

いつしか、痩せるのが目的と言うより、
「自分の知らない手法を下がるのが目的」
になっていく。

 

そして何年も何年も、ダイエットの手法を探し続け、
「痩せてないのにダイエットの手法に詳しい人」になる人は多い。


最初に見つけたことをやり続けていれば、とっくに結果は出ていただろうに。


勉強するのは一つだけでいい。

 

きちんとした投資法をたった1つだけ徹底的に学んで、
あとはそのルールを機械的に守り続けるのが早い。

積立投資するときに必要な覚悟

日経平均は4月から暴落が始まるかな」と前から書いてたけど、
それより早く米国株に引きずられて暴落模様。

さて、こうなってくると精神的にしんどくなるのは積立投資してる人たち。
9月頃まで絶好調だったのが今では、利益が激減した、あるいはマイナスになった、と嘆いていることだろうと思う。

 

ただ、以前にも書いたけど、積立投資の場合、
こういう暴落のときに積み立てるから、
後に利益が上昇するのであって、
「暴落してるから積立を一時止めておこう」
というのは悪手でしかない。

 

こちらの記事で書いたとおり、積立投資をするときには、
「暴落が来たときでも積立をしなければならない」
ということを、本人も覚悟を決めておかねばならないし、
そして生計を共にする家族にも最初に伝えておかねばならない。

積立投資してる人、または今からしようと思ってる人は是非ご一読を。

www.creconblog.com

大勝ちした人が破産する理由

投資では、リスクを減らすことが最重要点。

 

「投資で資産◯億円まで増やしたけど破産した」みたいな話を聞くと、
「そんなに持ってるなら破産するほどハイリスクな投資をしなきゃ良いのに」と思うかもしれないが、これには理由がある。

 

リスクを無視してレバレッジを掛けてギャンブルしてたら、中には短期間で資産100倍みたいな人も出てくるけど、裏ではその数百倍の人が破産している。

 

仮にそういうトレードをして大きな資産を手に入れたとしても、失ってしまう可能性も高い。

なぜなら、ギャンブル依存症に陥りやすいからだ。

 

リスクを高めて、負けたら破産、買ったら爆益、みたいなトレードをすると、勝ったときに「脳汁が出る」みたいなエンドルフィン出まくりの状態になる。
これは、パチンコなどで大当たりが出ているときと同じ状態だ。

 

その快感を忘れられず、安全性を無視したギャンブル投資をし続けてしまうことになる。

 

怖い話だが、これは薬物依存症やアルコール依存症と同じで、重症になると治すことは極めて難しくなる。

 

短期間で大きな成果を求めたい気持ちはわかるが、「投資はコツコツ」を基本にしておかないと、増やしたとしてもその先に地獄が待っているかもしれないのだ。

ルールを守るのは損失を減らすため

株式投資をするときにはルールがあります。

 

それは公式なものではなく、
自分の資産を守っていくための自分ルールです。

 

それを守るのが最も大事であり、
難解でもあるところです。

 

そのルールを守る理由は、お金を増やすためではなく、
お金を減らさないため。

 

ルールを守った行動をすると、
資産が減りにくくなります。

ルールを破った行動を取ると、
それまでの利益が一気に吹き飛ぶような、
大きな負け方をすることがあります。


また、練習も大事です。
練習せずに試合の場に出て勝てるわけがないのと同じ。

仮に勝てたとしても、それは再現性のないただの運。

 

孫子曰く、
「勝兵は先ず勝ちて、而る後に戦いを求む。
 敗兵は先ず戦いて、而る後に勝ちを求む。」

 

この意味は、
「敵に勝つ者は、まず勝利の条件を整えてから戦う。
 敗れる者は、まず戦ってからあわてて勝利の条件を整えようとする」
です。

 

自分が勝つ確率が高いのはどんな状況のときかを調べて、
そのときだけ勝負する。

 

言葉にするとどれも簡単で単純なことですが、
実際やってみると難しい。

ただ、最初の準備や練習に時間はかかりますが、
やり抜くとその後は楽になります。

 

でもなぜか、みんなもっと楽で手っ取り早く増やせられそうに見えるもの(仕手株デイトレ)に手を出してしまう。
あと、いかにも怪しい人がTwitterとかで紹介してる銘柄買ったり。

 

そうしてほとんどの人が大損する。

 

ある意味ではダイエットに似てると思う。

「食べる量を減らして運動すれば痩せる」
という意見を無視して、
もっと早く楽に痩せられる方法はないかと怪しいダイエットに飛びつく、
みたいな感じ。

<真理>株式投資先は手堅い銘柄だけで十分

今年の株式市場も終わり。
今年1年の成績(確定済み)は、
+105.1%と、ちょうど2倍ぐらいになって良かった。
 
もちろん、
・怪しい銘柄への投資無し。
・信用買いしない。
東証1部で出来高の多い、固い銘柄のみに投資。
・利確損切りは最初に決めていたとおりに。
と、自分ルールを守っての株式投資
 
秋頃に少しミスしたおかげで利益は減ったが、立て直せてよかった。
来年4月以降は日経全体が厳しい相場になりそうだから、慎重に資産を守る方向で行こう。
 
ところで、投資の考えでも役立ちそうなこのゴルゴの答えは絶妙な数字だと思う。
 
才能(10)だけでは努力(20)を上回れないし、
才能(10)と努力(20)だけでは、臆病さ(慎重さ)(30)が無いと運(40)に負ける
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株式投資先は手堅い銘柄だけで十分だ」
改めてそう認識した年でした。
 
世間が不安定な状況のせいか、仕手株(煽って値段を実体以上に釣り上げてる銘柄)が多すぎる。
 
なぜ再現性のないそんな怪しいものに手を出すのか😔
確かに大当たりする可能性もあるけど、大損する可能性のほうが遥かに大きい。
 
野球に例えると目隠しでバットをフルスイングしてるようなものだ😱
 
自分が得意とする球が来るまで待って、それを確実にヒットにするだけでも打率は上がる。
そして時々ホームランも出る。
 
みんなコツコツ行こうよ🙂

 

投資は東証1部のみにするほうが良い

近年まれに見る仕手株を外野から眺めてたけど凄かった・・・

 

株価が分割を繰り返すたびに安くなったことで、次々と参加者が増えて大規模な値動きに。
数百万円の借金をしてしまう人まで出た模様。

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確かに、ツイッターで投資家が話題に出して、「私はコレで○億円増えた!」とか言ってると買いたくなる気持ちはわかる。
ただ、そういう人たちは極初期に参入したのであって、話題になってから参入してもリスクの割に旨味は少ない。
また、もしかしたら仕手株の片棒を担いでいる可能性もある。


派手に増やしている投資家さんたちを見ていると、
「あまり注目されていないマザーズ市場などの低位株を買い集め、高騰するのを待つ」
とやってる人が多い。
それならば、と、初心者の人がそれを真似てみようとするのは辞めたほうが良い。

 

まず、圧倒的にリスクが高い。
確かに何倍にもなる可能性があるけど、その可能性はかなり低い上に、あるとしてもいつになるのか全くわからない。


そしてそういう不確かな情報に惑わされた人が集まってくると、自然と信用買いが増える。
信用買いが増えると長期で持つ人の率が少ないので、暴落したときの下落率が大きくなる。
-10%程度じゃなく、連日ストップ安を繰り返し、一気に1/5とかの値段になることも珍しくない。

 

なぜこういう株に参加する初心者が負けやすいのかというと、脱出ラインを決めていないから。
増えたら増えたで「含み益が◯◯万円だ!」と喜ぶだけで利確しない。
そして、減っても損切りしないので、限界まで堕ちたときにようやく「あのときに逃げておけばよかった」と後悔するはめになる。

 

まあ、仮に、「+10%か-10%で脱出」と決めていたとしても出来ない人がほとんどだろうけど。

決めていた株価になったときに速やかに脱出できるほどルールを守れる人は、そもそも仕手株なんて怪しいものに手を出さないだろう。

 

私は、株式投資をするなら東証1部で出来高の多い銘柄だけで十分だと思う。
+10%とかで良ければそういう銘柄でもすぐに増やせるし、暴落時にも値段がつかないほどのストップ安になる可能性はかなり低い。


大事なのは、「大損しにくい」ということなのだ。
大損さえしなければやり直しがきく。

もちろん、そういう銘柄だけを狙うのだから、「1年で100万円が1億円に!」などのように爆発的に増やすことは出来ない。
上手に動いて、せいぜい年に+100%ぐらいだろう。

 

しかし、むしろそれ以上何を望むのかと言いたい。

このあとは必ず負ける

株式投資で大損するときは、ほとんど以下の2つ。

・大勝ちした直後
・大負けした直後

 

大勝ちしたときは気持ちが大きくなって、
「この前100万円勝ったから次はもっと勝ちたい!」と、
普段よりもリスクの高い投資に、普段よりも大きい金額を出してしまう。

 

大負けしたときは、焦りから、
「この前100万円負けたからそれを取り返さなきゃ!」と、
こちらもリスクの高い投資に大きな金額を出してしまう。

 

普段より大きい金額を投資すると、恐怖も大きくなり、
それまで出来ていたことができなくなる。

 

しかも、こういうときには決まって不安定な値動きをする銘柄に投資する。

なのでいきなり暴落することがよくある。

その時、普段よりも大きい恐怖(含み損)を見て狼狽し、大損してしまうという流れだ。


仮に勝てたとしても、次には更に金額を大きくして同じようなハイリスクな投資をするので、最後には大損するのは避けられない。

 

大勝ちした時も大負けした時も、
まずは一旦休んで気持ちをリセットして、
また改めてスタートすることが大事。

株式投資で勝つためのシンプルな方法

株式投資をする上で最も大事だと思ってることは、
自分が勝てる可能性が高いと判断できるタイミングのときに得意銘柄にエントリーすること。
 
正直コレさえ出来ていれば、大勝ちすることはあっても大負けすることは無くなる。
 
しかし簡単そうでコレがなかなか難しい。
 
例えば、株価が不安定なときはそのタイミングがなかなか訪れないこともある。
ただ時が来るまで待っておけば良いのだが、つい待ちくたびれていつもと違うタイミングでエントリーしてしまうことも。
もちろん勝率はかなり低くなる。
そして、もし勝てたとしてもただの偶然なので歪んだ成功体験となり、今後の自分のトレードに良い影響を及ぼさない。
 
一つの手法を学んだら、それをずっとやり続けるのが一番の近道。
結果が伴うまでは時間がかかるかもしれないけど、他のやり方のほうが良いかも、と思ってフラフラしていると、いつまで経ってもゴールにたどり着けない。

資産を100倍に増やすことは可能?

投資で目標にするなら、投資額に年率20%プラスを達成したら上出来だと思う。
 
もちろん地合いが良ければ20%~100%プラスも可能だろうし、
これぐらいのことであればリスクもそれほど大きくない。
 
しかしツイッターやメディアで目立つ人の中には、
(本当かどうかわからないが)
100万円が1年で1億円になったとかみたいな人がわんさか出てくる。
 
(インサイダーや仕手株は論外として)
仮に彼らが本物で、真っ当なやり方で増やしているとしたら理由はどちらか2つ。
 
・リスク非常にリスクの高い賭けを続けている
・情報収集にツテがあり相当の時間と労力をかけている
 
どちらにせよ、常人が真似するのは難しいと思う。
 
他の仕事を抱えていて、あくまでサブとして投資をするなら、リスキーなやり方を真似すべきじゃない。

「覚悟する」と「あきらめる」の違い

「覚悟する」と「あきらめる」は違うものなんだけど、
同じ意味合いで使われることも多い。


例えば、脱サラしてラーメン屋を開いたという時、

「お客さんがたとえ一人しか来なくてもいい」
というのが「覚悟する」。

「お客さんが一人しか来なくても仕方がない」
というのが「あきらめる」。

 

覚悟とは
「そうならないように全力を尽くすが、
 たとえそうなったとしても、
 心の準備をしてそのときの対処法も考えておく」
というもの。

 

覚悟はその経験を次に活かせるが、
「あきらめる」は思考放棄なので何も産まない。

 

そして、覚悟というのはどれだけの達人になっても必要。

 

ある綱渡り名人の話では、
貼られたロープの上をスイスイと歩くためには、
落ちることを覚悟して覚悟して覚悟し尽くして、
もう覚悟さえ意識的に必要としなくなった時、
初めてスイスイと渡れるようになるのだとか。

 

それは、覚悟が必要なくなったと言うより、
いちいち気合を入れて覚悟を決めなくても、
自然とその状態になっているという感じ。

 

「熱心」と「真剣」もこれと同じで、
熱心に一生懸命やっていても意味はない。
自分の行動に意味を見出して真剣に動くことで、
もし結果が出なくても思考と改善でゴールに近づいていける。

 

真剣にやってる人間は、
自分の行動が何を引き起こすかを覚悟して動くが、
ただ熱心にやってるだけの人間は、
その覚悟がないから結果を出せない。

 

崖の上にかかる丸太の一本橋があっても、
熱心なだけでは渡り切ることはできない。
真剣にやってこそ渡ることができる。

 

実は、新しいことを進めるときに、
「覚悟をする」というのを嫌う人もいる。

「悪いことが起きる予想なんてしないほうが良い。
 上手くいくに違いないとポジティブに信じる」
と言う人もいる。

 

もちろん、トラブル無く上手くいくのが一番良いのだが、
起こりうることが起きたときの覚悟をしておくのは大事なのだ。

 

地震が起きてほしくないのは誰しも同じだけど、
だからといって避難訓練や心構えをおろそかにしてはいけないのと同じ。
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大損はこうして作られる

投資やギャンブルで大損する人の共通点として、
「ああーー!大失敗した!!」
というとき、実はその後の損失額の2割程度しかして損をいないという。

 

つまり、仮に総額100万円の損失を出した人が居たとして、
その人が「大失敗した!」と思ったときは、まだ20万円しか負けていなかった。


大損する人の多くは、「大失敗した!」となった次に、
「もうどうでもいいわ!」
という心境になる。

 

そして、その後に損失総額の8割以上が作られる。

 

最初に損を出した時、
「もうどうでもいいわ!」と
無茶な行動を繰り返した結果、
さらに80万円の損失を加えて、
トータル100万円負けることになったということ。

 

「泣きっ面に蜂」という諺があるが、
まさにそれ。

悪いことがおきたときに、「もうええわ!」という心

 


境になると、行動が雑になって余計に悪い事象を起こしてしまう。

その時は、無理やりポジティブ思考に。


先日、とある駐車場に車を止め、数時間後に帰る時になると駐車券が見つからない。
紛失の罰金として料金が5000円に・・・

 

めっちゃ落ち込んで腹が立ったけど、こういうときには運転が雑になったりして連鎖的に悪いことが起きることが多いので、
「1万円かと思ったら5000円で済んだ!」みたいに、
無理やりポジティブ思考に持っていきました。
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今回の選挙は例を見ない程の面白い結果に

今回の選挙は例を見ない程の面白い結果になった。

 

選挙前には、「アンケートの結果、与党大敗確実。立憲躍進。」とマスコミが報道してたが、いざフタを開けてみれば、


自民党単独で過半数を超えるどころか絶対安定多数到達。
共産党と共闘した立憲はお互い議席を減らす。
・維新が反自民の受け皿になり議席を4倍に。
・重鎮と言われる人たちが次々落選。


と、マスコミ予想の完全な真逆に。

 

自民は前回の超圧勝に比べると議席が微減したが、予想を大きく覆す圧勝。

反対に、共産党との共闘で議席数30%アップなどと予想された立憲は、トヨタ労連から愛想を尽かされ逆に議席数を減らす。


与党への参加も噂される維新と国民民主党はそれぞれ、維新は議席数4倍、国民も3割増。


また、自民党の甘利幹事長、石原伸晃氏、立憲の小沢一郎氏や辻元清美氏が落選。(比例で復活した人もいるが)
若い人の投票率が多くなったことで各所で世代交代が起きている様子。


4年前と同じく、またはある意味それ以上に政権運営が安定しそうな結果になった。


少なくとも市場は概ねこの結果を歓迎するだろうから、
世界的な火種がまだあるとは言え、日経平均上昇への大きな要因になりそう。
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