先日のこと、娘に「もう宿題終わった?」と聞くと、
嫌な顔をして、渋々机に向かった。
「あれ? いつもは楽しんで勉強するのに?」
と不思議に思ったのだけど、それはおそらく漫画の影響。
例えば、「ドラえもん」では、のび太は勉強が嫌いで、ママに小言を言われて渋々勉強するシーンが良くある。
これに限らず、だいたいの子供向け漫画の主人公は勉強が嫌いで、親に怒られて勉強するシーンがある。
(私はこれが子供が勉強嫌いになる一番の理由じゃないかと思っているのだが・・・)
直前にこういうのを読んでいたことで、
「親に『宿題は?』と聞かれた」
↓
「嫌々勉強する。」
というプログラムが出来上がってしまったのだ。
もちろん、すぐにフォローして修正した。
(好きな問題をさせて勉強の楽しさを思い出させた)
人間には、ある状況に陥ったとき、
「こういうときには、こうする」
「こういう状況になったら、こういう感情になる」
という、自動的に動くプログラムが作られていることがある。
それは自分の判断ではなく、親やメディアからの影響で、「洗脳」されているようなものだ。
例えば、親がゴキブリを怖がっている姿を見て、子供も、
「ゴキブリを見た」
↓
「怖がる」
というプログラムが出来上がるのだ。
この程度なら可愛いものなのだけど、DVを受けた子供が成長し、自分の子供にDVをしてしまうなどは、これが悪い方向に働いた例。
「親は子供が口答えしたら殴っていた。」という学習をしていると、
「子供が口答えした」
↓
「殴る」
という自動実行のプログラムができていて、自分では止められず苦しむことになってしまう。
他にも、
「大金を稼ぎたい」
↓
「悪い事(嫌な事)をしなければならない」
などの思考パターンもそれと同じ。
自分の意志で動いているつもりが、実は単なる自動実行プログラムに動かされていることが多くあるのだ。
それに気がつくのは簡単で、
「なんでそう思うの?(感じるの?)」
と自分に問いかけて、
「なんとなく」
と、はっきりとした理由が説明できないものが、自動実行プログラム。
そういうときは、そう思った理由をとことん考えてみる。
すると、場合によっては「あれ?なんでそう思ってたんだろう?」と、憑き物が取れたかのようにそのプログラムが解除されることがある。
少なくとも自動実行ではなくなる。