当たり前だけど、収入が増えると、出て行く額も増える。
たとえば、月収20万円のときは、18万円が出ていって、残るのが2万円だったとする。
そして月収が200万円になると、毎月出て行く額が70万円、残るのが130万円だとする。
この場合、お金のブロックがあると、後者のほうが苦しく感じるのだ。
それは、入る金額じゃなく、残ってる金額でもなくて、出ていく金額にフォーカスしちゃうから。
もちろん、稼げば稼ぐほど、税金や健康保険料なども含めて出ていく金額はどんどん大きくなる。
なので、こういうブロックを持ったままにしておくと、貯金が増えているのにお金が無くなっていくようで苦しいという妙な現象が起きてしまう。
つまり、お金のブロックがあることは、「儲けたい」というアクセルと、「出ていくのが怖い」というブレーキを同時に踏んでるようなものなので、精神的にすごく負担がかかるのだ。
出ていくお金と残ったお金、どちらにフォーカスしたほうが楽なのかは、言うまでもなく。