うちの小学2年生の娘は、読書と勉強が大好き。
小説を月に50冊ぐらい(のべだと100冊以上)読み、
勉強も1日2時間ぐらいしている。
きっかけを与えることもあるが、
ほとんどの場合は自発的に自分の楽しみとしてやっている。
おかげで、勉強については既に中学生向けのドリルをしている。
なぜこうなったのか。
実は、テレビゲームと勉強の構造は同じ。
例えばスーパーマリオでも、最初はクリアできないステージは、
何度も練習することでクリアできるようになる。
勉強も同じで、最初は解けない問題も、
数をこなすことで解けるようになっていく。
どちらも自分の成長という点では同じだ。
じゃあ、なぜテレビゲームにはハマり、勉強は嫌がるのか。
それは、達成感の違い。
ゲームは、クリアごとに達成感を感じられるように計算しつくされている。
得点を得たりアイテムをゲットしたり、町の住民から感謝されたり。
勉強にはそれがない。
勉強による達成感を用意するのは、大人なのだ。
だが多くの場合、達成感よりも義務感で勉強させようとしてしまう。
例えばゲームでも、クリアできなかったり、満点を取れなかったら、
「お前は下手くそだな!もっと頑張れ!」
と罵倒される仕組みになっていたとしたらどうだろうか。
きっと、子どもは続きをやりたがらないだろう。
じゃあ、勉強にどうやって達成感を与えるかと言うと、
そのためには、自分がゲームの敵キャラになったつもりで、
子どもとやり取りすれば良い。
「この問題が解けるかな?」
と敵キャラのように問題を出し、
解けたら、
「なんと! あの問題を解くとは・・」
と、敵の捨て台詞のように言ったり(笑)
勉強も同じで、達成感を用意してあげれば、
子どもはゲームをするようにハマってくれる。
むしろ、ゲームと違ってクラス全員が同じものをしているわけだから、
ゲームよりもハマるようになる。
そのうち、そういうことを用意しなくても、
自ら勉強するようになっていく。
そうなったときに大事なのは
「自ら楽しんでやってるときには報酬を与えない」
ということ。
これについてはまた後日。