言われてみればそうだよね

不労所得で7年ほどセミリタイアして子育てしてましたが、2018年から復帰して投資講座を始めました。

勉強すればするほど負ける罠

前回の続き。

 

株の短期投資で使うのはテクニカル分析

 

それを勉強する必要があるのだが、
実は勉強すればするほど負ける。

 

これは勉強熱心な人が陥りやすい罠。


ありがちなのは、本屋に行き、
株の本が出ていればすぐに買って読み込み、
また別の本が出ればそれを買って読む。

 

断言するが、こんな勉強の仕方では必ず大損する。


それはなぜか。

わかりやすくスポーツに例えてみよう。


仮にあなたが野球を始めたばかりだとする。

 

まずはスタンダードなバットの振り方を勉強する。

 

しかし、ちょっと試してみて打てなかった。

そして、そのスタイルを学びきらないまま、

 

振り子打法ってのがあるらしい、これやってみよう」

 

振り子打法を勉強し始める。

 


しかし、ちょっと試してみてやっぱり打てなかった。

そしてまたそれを学びきらないまま、

 

一本足打法はホームランを打てるらしい、これをやってみよう」

 

と、次は一本足打法を学び始める。

 


そのうち、

 

「左打ちだと良いらしい」

 

と左打ちまで始めるようになった。


勉強しすぎるというのはこれと同じ。

 

まずは一つの打ち方を選んで学び、
それで打てるようになるまで練習する必要がある。

 

それが出来るようになって初めて、
(必要だと思ったのなら)
次のステップアップのために新しい打ち方を学ぶ。

 

どのフォームが良い悪いということではなく、
どの打ち方でもきちんと練習すれば打てるようになるのだ。

 


テクニカル投資では、手法によってシグナルの読み方が違ってくる。

 

様々な手法を学ぶと、
チャートを見てもその手法ごとに違うシグナルが見えてくる。

 

なので、あるポイントを見ても、

 

・Aの手法では買いシグナル

・Bの手法では売りシグナル

・Cの手法では見送り

 

と、それぞれバラバラなシグナルに見えてしまう。

 

じゃあ、その中からどれを選ぶのかという話になり、
こうなってくると、
勘で動くギャンブルと何の違いもなくなってしまう。

 

 

だから、まずは一つの手法を学び、それを使いこなせるようになろう。

 

その後で、必要であれば、
学んだことの延長線上にある手法を選んで学べばよいのだ。

 

早くやればやるほど、結果も早く出る。

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