悩み事の大きさは本人じゃないとわからない。
他人から見れば、「幸せそうじゃん」と思われても、
本人は絶望してることもある。
これは子どもも同じで、
大人から見たらとてもくだらないことでも、
本人は人生終わったレベルで悩んでたりするのだ。
だから子どもが悩んだりしてるときに、
「そんなの大したこと無いよ」
と言うのは禁句。
これは悩みに限らず、喜びのときも同じ。
子供が「学校で○○した!」なんて自慢気に言ってきたときは、
大人からすると大したこと無いことも多い。
悩みも自慢も、まずは大きく共感してあげる。
悩みだったら
「そうか・・ それは辛いね」
自慢だったら、
「本当! それはすごいね!!!」
大人にとっては大げさすぎるぐらいが丁度いい。
特に一人っ子だと、
「家には自分と同じ価値観の人がいない」
と思ったら孤立してしまう。
悩みだったら、共感してあげるだけで解決することが多いし、
喜びは共感してあげたらもっと嬉しくなる。
また、喜びのときにもっと上の目標を教えてあげるのは良いんだけど、
その伝え方は気をつけなければならない。
よくあるのが、例えばテストで90点取って帰ってきたときに、
「90点ってすごいね!!
でもここを間違えなければ100点取れたね」
と、共感してるようでダメ出ししてること。
それより、
「90点ってすごいね!
ほとんど正解してるってことだね!
次のテストは何点取れるかな?」
と、目標を子供から言わせたほうが良い。
必ず、「次は100点取るぞ!」と自分で目標を建てる。
アドバイスをするときも、例えば、
「じゃあ、パパが100点取るための『ヒミツ』を教えてあげようか?」
「教えて!」
「それは、終わったあとに答えを見直すことだよ」
のように、遊び要素を混ぜる。
「ちゃんと見直しすれば100点取れたのに!」
と上から目線でアドバイスするより、子供のやる気が出る。
勉強でも読書でも、最初に楽しませて習慣化すれば、
あとは子供がその楽しさを知って、
自らするようになる。
100点取った人にこんな事を言うのは論外w