お金が無いと幸せになれない。
これは、私が強く信じているもの。
私が思うに、
「お金」と「幸せ」
は、
「土地」と「家」
みたいな関係だと思っている。
求めている「家(幸せ)」に相応するだけの「土地(お金)」が無いと、
望む「家(幸せ)」は建てられない。
逆に、望む家よりも広い土地がある場合は、
気をつけないと、
持て余したり、
余分な税金がかかったり、
メンテナンスに手間がかかったり、
浮浪者が住み着いたりと、
面倒を呼び寄せてしまうこともある。
だが、そこは慣れてくるとなんとでもなる。
しかし、望む家より狭い土地に、望む家を建てることは不可能なのだ。
お金がないと、自分の幸せや望むものの対して、
小さいものから大きなものまで、
なんらかの妥協をしなければならない。
そして、命に関わるものにまで、
その妥協は及ぶ。
また、家族が大病になったとして、
先進医療で助けられる可能性が高かったとしても、
お金がない場合は既存治療を選ぶことになるかもしれない。
私の母が癌になったとき、
お金が無くて、満足な治療を受けさせてあげることが出来なかった。
もちろん、それを受けたら治っていたとは限らないが、
そこに全力を尽くせなかったことには今でも悔いが残る。
妥協には、後に何か問題が起きたときに、
「あっちを選んでおけばよかった」
という後悔がつきまとう。
後で何かあっても、
「選びたい方を選んだんだから仕方がない」
という人生にしておきたい。
そのためには、お金が大事。
あと、決断力も。