株式投資には、ファンダメンタルズ投資とテクニカル投資がある。
ファンダメンタルズ投資とは、今の社会情勢や、その会社の業績、将来性などを調べて、数年後・数十年後の値動きを予想するもの。なので投資期間は年単位の長期になる。
テクニカル投資とは、基本的にはチャート画像のみを見て、短期の値動きを予想するもの。
投資期間はせいぜい数ヶ月の短期になる。
株式投資をしてる人で、この違いがはっきりわかってる人はかなり少ない。
ほとんどの人は、長期投資の勉強をして、短期投資をしている。
マラソンの練習をして短距離走に出ているようなものだ。
ファンダメンタルズとテクニカルは、それぞれに向いている人と向いていない人がいる。
ファンダメンタルズに向いている人は、
・大金を扱えるメンタルの人
・余剰金なので失っても問題ない人
・連日の価格変動や、長く続く含み損に心が耐えられる人
・放ったらかし投資をしたい人
テクニカルに向いている人は、
・損失を覚悟できる、メンタルの強い人
・投資に毎日数分でも時間を割ける人
・感情でなく理論で動ける人
どちらにも共通するのは、メンタルの強さ。
特に、手が震えるような金額を投資に回しちゃダメ。
例えば、100万円を元手に、毎月5万円(5%)を増やすことが出来ている人が居たとして、その人が、
「10倍の1000万円を元手にすれば、毎月5%=50万円を増やすことができる!」
と考えて実行したとすると、ほぼ間違いなく大損こいて退場するはめになる。
100万円を扱うときの気持ちと、1000万円を扱うときの気持ちが同じなはずがないのに。
なぜかココを理解せず、大金を投入して爆死していく人のなんと多いことか。