言われてみればそうだよね

不労所得で7年ほどセミリタイアして子育てしてましたが、2018年から復帰して投資講座を始めました。

渡らないために石橋を叩く人

「石橋を叩いて渡る」とは、
用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。
 
しかし実は、「石橋を叩く」には2種類ある。
 
・渡るために石橋を叩くタイプ
 
この場合は、もともとの気持ちは「橋を渡りたい」なので、
気持ちはすでに橋の向こう側に居る。
 
早く渡りたいが、それをぐっとこらえて、より成功率を高くするために慎重に事を運んでいる。
 
 
そして真逆なのがこちら。
 
・石橋を叩いて、渡らなくて済む理由を探すタイプ
 
これは、「アラ探し」
 
本当はやりたくないので、
やらなくていい理由を探すために、
必要以上に石橋を叩きまくる。
 
傷ができるまで叩く。
 
そして傷を見つけたら、
「ほら、やっぱりこの橋はダメだ!」
と、やらないことを正当化する。
 
例えば、なにか行動しようと悩んでいるとき、
それにお金をかけるのが怖くて、
「やらないほうが良い理由」を徹底的に探そうとする。
今の時代、自分の求める情報は、それが真実か否かに限らず、ネットで簡単に見つかる。
 
つまり、「やるために調べる」のではなく、
「やらない理由を見つけるために調べる」に、
なってしまっている。
 
 
やろうとしている投資。
買おうとしている商品。
チャレンジしようと思う仕事。
参加しようとしているセミナー。
 
渡る前に石橋を叩くが如く調べるのは良いのだけど、
どちらの気持で石橋を叩いているのか。
 
もし後者の場合は、石橋を叩くより、
渡ったその先に待ってるものにフォーカスを当てるほうが大事。

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