言われてみればそうだよね

不労所得で7年ほどセミリタイアして子育てしてましたが、2018年から復帰して投資講座を始めました。

短中期投資で大事なこと2つ

短中期投資で大事なこと2つ。
 
1、損切りを忘れないこと
2、損切りを絶対忘れないこと


長期投資では下がってる時に買い増しすることがあるけど、短中期投資では基本的に、含み損が出てる時に買い増しすることがあってはならない。
 
私の受講生の話で、こんなことがあった。
(受講生了承済み)
 
彼はセンスが良く、講座終了後、半年で100万円ぐらい増やした。
順調に進んでいるようだったが、ある銘柄に投資した時、読みが外れて株価が下落した。
 
ゆっくりとした下落だったので、いつでも損切りできたのだが、それまで勝ち続けてきたことで油断があったのか、損切りをしなかった。
 
損切りは一度タイミングを逃すと、損切りすることが難しくなってくる。
 
毎日増えていく含み損を見続けて、彼が我慢の限界に来て損切りした次の日から、株価は上昇していった。
 
結果、彼はコツコツ増やしてきた100万円の利益が、その一度のミスで半分ほど消えてしまった。
 
これは本当によくある話。
そして、これは偶然ではなく必然的に起きるもの。
 
最初の初動で読み違えた時、すぐに損切りモードに入ることが出来る人は、どんな相場になっても大損することはない。
 
しかし、ほとんどの人はそれができない。
 
その人達は、我慢の限界に来た時に損切りすることになるのだが、それはみんな同じタイミングなのだ。
 
だから、その人達が損切りした翌日から、株価は上昇していく。
 
「だったら持ち続けてればよいのでは?」
と思ってしまうかもしれない。
だが、持ち続けても、元の株価に戻る保証は何もない。
 
かつて任天堂の株価が8万円だった時に買った人は、15年経ってもまだ買値まで戻っていないのだ。
 
戻るかどうかわからない物を持ち続けるよりは、読みが外れたものは早めに損切りして、次の銘柄を探したほうがよほど効率が良い。