「好事魔多し」「泣きっ面に蜂」
は、真逆のようで、実は共通点があります。
「好事魔多し」は、
調子が良いときこそ大きなミスをする。
「泣きっ面に蜂」は、
悪いことが連続して起きる。
私は、これらについて、
「自分の精神状態が平常時でないときに重要な判断をすると、
痛い目を見ることになる」
と捉えています。
何度も書いてますが、
「大損をしたとき、
実は最初のミスのときには、
トータルで損をする金額の2割しか損をしていない。
残りの8割は、最初のミスのあと、
やけになって動いたことによる損失」
なのです。
例:最初に200万円の損を出したあと、
その後のヤケになった行動で、さらに800万円の損をする。
そしてトータル1000万円の損をした、
これは投資に限らず、例えば、
「何か嫌なことがあった日に、車の運転が乱暴になって事故を起こす」
なども同じような例です。
「好事魔多し」の場合は、
「物事がうまく行ったとき、気持ちが大きくなってリスクの大きい行動を取ってしまい、その結果大きなミスをする」
ということです
どちらも、精神状態が平常時ではありません。
大きな損失をした時はもちろん、
大きな利益を得た時も、
一旦投資から離れて一息入れるのを強くオススメします。