言われてみればそうだよね

不労所得で7年ほどセミリタイアして子育てしてましたが、2018年から復帰して投資講座を始めました。

感情に振り回されないために!投資で理性を保つ方法

 

感情に振り回されないために!投資で理性を保つ方法

 

人間は感情の動物です。特に恐怖や欲望といった感情は、論理よりも強く私たちを動かします。     これは、私たちの先祖が「恐怖に敏感な個体ほど生き延びた」という歴史が影響しています。

    

感情が理性を奪う瞬間

 

感情が強くなると、人間は冷静な判断ができなくなります。     感情に支配されている時はIQ(知性)が下がり、後から「なんでこんなことをしたんだろう?」と後悔する行動を取ることも少なくありません。

 
 

投資における感情の影響

 

この感情の影響は、特に株式投資で顕著です。

 
       
  • デモトレードでは、感情が動かないため、論理的に判断できます。
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  • しかし本番トレードになると、投資金額が絡むことで恐怖や欲望が働き、冷静な判断ができなくなります。
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デモトレードと本番トレードの違い

 

例えば、以下の画像のようなチャートを見て、デモと本番でどう違う思考になるかを考えてみましょう。

 
 

デモトレードの場合

 
       
  • A:上昇トレンド中でトレンドラインを超えた。下降する可能性が高いから空売りを狙うか、下で待ってグランビル法則に沿ったら買う。
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  • B:移動平均線を割り込んだが下げ止まりしている。少しリスクはあるが買いでエントリー。
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  • C:そろそろ下降しそうなので利確する。また下で待って買う。
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  • D:再びグランビル法則に沿ってエントリーし、前回のCを超えたら利確。
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まさに理想的なトレードです!きちんと勉強をした人は、おそらく上記のようなトレードが出来るでしょう。

 
 

本番トレードの場合

 
       
  • A:「ここからぐんぐん上がるかも…早く買わないと乗り遅れる!」(恐怖)→買いエントリー
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  • B:「Aで買ったのに大幅に下がった…これ以上損失が膨らむ前に損切りしよう!」(恐怖)→損切り
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  • C:「Bで損切りしなければよかった…また上昇している。今度は乗り遅れたくない!」(恐怖)→再び買いエントリー
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  • D:「また下がり始めた!なんで逆ばかり動くんだ…暴落するかも!」(恐怖)→損切り
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本番では、多くの人が恐怖や欲望に突き動かされてしまいます

 
 

名人の教えから学ぶ

 
   

麻雀名人・桜井章一さんの言葉:

   

「麻雀では、勝ちは単なる結果である。点棒を増やすためには、勝ちたいという心が邪魔になる。」

 
 

冷静に正しく動いていれば、結果として勝つことができます。     しかし「勝ちたい」「負けたくない」という感情こそが最大の敵なのです。

 

理性を保つためにできること

 

では、どうすれば感情より理性が勝るようになるでしょうか?それを考えてみましょう。