言われてみればそうだよね

不労所得で7年ほどセミリタイアして子育てしてましたが、2018年から復帰して投資講座を始めました。

ハイリスク投資の危険な心理状態とは?

ハイリスクな投資をしていると、
毎日の投資結果に感情が大きく左右されます。

レバレッジの影響は想像以上に大きい

例えば、元手1000万円で信用取引を使い、3倍のレバレッジをかけた場合、
投資している銘柄が大きく動けば、
毎日、百万円単位の増減が発生します。

このような状況では、自分の器以上の金額を動かしているため、
成功しているときは、アドレナリンやドーパミンが大量に分泌され、
「万能感」に満たされるのです。

ハイリスク投資は麻薬のようなもの

実際、そういう状態の人に会ったことがありますが、
まるで薬物を摂取したかのようなハイテンションでした。

しかし、一度流れが悪くなると、感情の振れ幅も極端になります。

  • 急に怒りっぽくなったり、
  • 突然落ち込んで泣き出したり
  • 鬱っぽい状態になったりします。

連日、過剰なアドレナリンやドーパミンが放出されることで、
脳も疲弊してしまいます。

簡単に抜け出せない危険な罠

「投資を止めれば解決する」と思うかもしれません。
しかし、ハイリスク投資で得た興奮や快感は癖になりやすいのです。

一度ハマると抜け出すのは容易ではありません。
これは、ギャンブル依存症と同じメカニズムです。

重症化すると、自力で抜け出すのが難しくなり、
専門機関での治療が必要になることもあります。

結局、長くは続かない

そして、最も重要なのは、
たとえ一時的に成功したとしても長くは続かない
ということです。

ハイリスクな投資を続ける限り、
いつかは必ず「大負けする日」が訪れます。

「でも、ネットで有名な◯◯さんは生き残っているじゃないか!」

そう思うかもしれません。
しかし、そういう人は極々一部の例外に過ぎません。

大多数の人は表舞台から姿を消し、
SNSやブログの更新が止まっています。

投資は長く続けてこそ意味がある

冷静にリスクを管理し、
無理のない範囲で運用することが、
最も確実な成功への道です。