短期投資で売買するベストタイミングとは?
短期投資をする際、売買タイミングで悩む方は多いのではないでしょうか?
「朝9時の開始と同時に売買すべきか?」
「それとも15時30分の市場終了時に売買すべきか?」
どちらのほうが精神的に楽かと言われれば、
間違いなく朝9時の開始時です。
なぜなら、株式市場が終了後にゆっくりとチャート分析をし、エントリーや決済を決めて、翌営業日の朝への予約注文を出せば良いからです。
一方、15時30分の市場終了時に売買する場合は、15時頃から株価やチャートをチェックし、市場が閉まるまでの短い時間で判断を下し、注文を入力する必要があります。
それでも、多くの人は「15時30分の市場終了時に売買したほうが利益が出るのでは?」と考える傾向にあります。
実際の検証結果
添付画像は、過去2年間の株価データを用いて、投資総額は1000万円として、私の売買プログラムで、2年間ほどロールプレイした結果です。
【確定損益】
- 朝9時
:10,581,035円(+105.81%) - 15時30分
:10,531,525円(+105.32%)
【1トレードあたりの損益】
- 朝9時
:86,730円 - 15時30分
:85,622円
このように、長期的にはどちらを選んでも、ほとんど差がないことが分かりました。
であれば、落ち着いて判断できる「朝9時の売買」を選んだほうが、ストレスも少なく、合理的だと言えるでしょう。
短期投資では、シンプルで負担の少ない方法を選ぶことが、長期的な安定につながります。
皆さんはどちらのタイミングで売買していますか?
今回の検証結果を参考に、売買タイミングを見直してみてはいかがでしょうか?