人はなぜか、レシピを守らない。
私はレパートリーは少ないけど、たまに料理を作る。
娘は「パパのハンバーグとオムライスは世界一美味しい!」と全力で褒めてくれるので、やりがいがある。
作り方はいつもシンプルだ。
レシピを見て、その通りに忠実に作る。
きっちり計量し、手順を守る。
それだけで大体の料理は美味しくできる。
ところが、多くの人はレシピ通りにやらない。
- 「この調味料はちょっと多めにしよう」
- 「ここは自分なりに工夫してみよう」
ついアレンジしてしまい、
結果、味がバラついたり、全然美味しくならなかったりする。
不思議なことに、これは料理だけの話じゃない。
仕事でも人生でも同じだ。
すでに成功している人は惜しげもなくノウハウを教えてくれる。
「こうすればうまくいくよ」と手順まで教えてくれる。
でも、その通りにやる人はほとんどいない。
聞いた人のうち、実際に素直にやるのは1%もいないという。
昔ベストセラーになった『夢をかなえるゾウ』のラストで、主人公にガネーシャが言う。
「今まで言ってきた秘訣はぜんぶ、君が持ってる本に書いてあったこと。
だけど君は全くやらなかったんだよ」
まさにそれだ。
人はなぜか「聞いたこと」「読んだこと」を実際にやらない。
レシピ通りにやれば美味しいのに、なぜか勝手にアレンジして失敗する。
本に書いてある方法をやれば成功の確率が上がるのに、なぜか自己流に走る。
本来は「守破離」と同じだ。
- 「守」=型を守ること → これだけで十分な成果が出る
- 「破」=型を破ること
- 「離」=自分の流儀を作ること
逆に言えば、特別な天才にならなくても、
最初の「守」さえできれば、多くの人よりずっと先に行ける。