言われてみればそうだよね

不労所得で7年ほどセミリタイアして子育てしてましたが、2018年から復帰して投資講座を始めました。

失敗やミスを経験させる理由

失敗やミスを経験させるって大事だなあと思う。

例えば、天気予報を見て雨が降りそうなとき、
外出しようとする子どもに、
「雨が降るから傘を持っていきなさい」
と教えることは親切だが、
自分で判断する力を無くしかねない。

あえてそれを告げず、
子どもが外に出て、やがて雨が振りびしょ濡れになって帰って来る。
その時に、「天気予報を見ればよかったのに」と伝える。

そうすると子どもは、
「次は出かける前に天気予報を見よう」となる。
一度では覚えなくても、その失敗を何度か繰り返すと、
いずれ天気予報を見る習慣が身につく。


もし、親が毎回、
「出かけるなら天気予報を見なさい」や、
「雨が降るから傘を持っていきなさい」などと教えていたら、
親が言わない限り、天気予報も見ないし、
傘も持っていかないようになってしまう。

どうしても人間は、ミスをしないと学ばないところがあるのだ。

痛い目を何度か見ることで、
「こうすれば良かった」という悔しさも出て、
「次こそはこの失敗を繰り返さないぞ! そのために○○するぞ!」
という力も湧いてくる。


ミスをしないように忠告するのは大事なのだが、
それが子どもの「生きていく力」を奪いかねない。

もちろん、命の危険になるようなミスや失敗はダメだが、
そうでないものは、あえて失敗やミスを経験させて、少しは痛い目を見させた方が良い。

そのうえで必要ならば、
「天気予報を見れば良かったのに」と、
そのミスの回避策も教えてあげる。


まあ、傘を持っていかないせいでびしょ濡れになった学生服を洗うのは親だったりするのだけれど😅
それは覚悟の上で、あえて教えない😆