「含み損がどんどん大きくなって、
損切条件を超えたけど損切りできなかった。
でも我慢して待っていたら急に上がってきて、
結果的に利益を得ることが出来た」
ラッキーに思える出来事ですが、
この行為は将来的に大損をする危険信号。
「ルールを守らなかったら良い結果を得た」
ということは、
「ルールを守らないほうが良い」
という学習をしてしまう。
もしくは、
「損切はしないほうが良い」
という間違ったルールが出来上がってしまう。
「ルールを守らないほうが利益を得られた。
次からはルールを無視しよう」
と言うのは、
「信号を守らなかったほうが目的地に早く着いた。
次からは信号を無視しよう」
と言っているのと同じ。
それは「たまたまうまく行った」だけの話であって、
長い目で見ると危険極まりない行為をしていることになる。