言われてみればそうだよね

不労所得で7年ほどセミリタイアして子育てしてましたが、2018年から復帰して投資講座を始めました。

2022-01-01から1年間の記事一覧

損切が、初心者よりベテランのほうが難しい理由

株の短中期投資で最も大事なのは、損切りと利確。 これらは、初心者のうちは難しくても慣れてくると簡単になる、と思われるかもしれないが、実は逆。 投資の回数をこなせばこなすほど、利確や損切は難しくなってくる。 最初のうちは、自分で決めていたとおり…

「好事魔多し」「泣きっ面に蜂」は同じ

「好事魔多し」「泣きっ面に蜂」は、真逆のようで、実は共通点があります。 「好事魔多し」は、調子が良いときこそ大きなミスをする。 「泣きっ面に蜂」は、悪いことが連続して起きる。 私は、これらについて、「自分の精神状態が平常時でないときに重要な判…

少数派ほど声が大きい

人間は情報を調べる時に、結論から逆算して調べる傾向があるそうな。 「○○の真実を知りたい!」というより、前提として「○○は□□に違いない!」という思い込みが最初にあり、それをより信じるために、「その裏付けを探そう!」という感情になる。 そうすると…

「勝ちたい」という欲望が邪魔をする

SNSで投資家のフォローをしてはいけない理由がもう一つ。「○百万円増やした!儲かった!」的な報告を見ると、自分も同じようにしたくなってしまう。 そして、自分のスタイルではない無理な投資をしたり、逆に知らない株にエントリーしたりしてしまう。 株式…

損切りできなくなる理由

投資においては、最初に買うタイミング(エントリー)よりも、利確・損切を行うタイミングのほうが大事なのだが、それを妨げるものがある。 それは、その銘柄に対する予備知識だ。つまりその銘柄を買う理由になったもの。 例えば、Aという銘柄があったとし…

痛い目を見ても教訓にならない理由

「痛い目を見たら教訓になる」よく言われるが、ならないことが多い。 では、「痛い目を見た時」「おいしい思いをした時」どちらのほうが印象に残るか? 痛い目を見たほうが記憶に残るだろう、と思いがちなのだが、実際には、おいしい思いをしたときのほうが…

短期投資で失敗するパターン

短期投資で失敗するパターン ・最悪の想定をしていない →最悪の事態になったときに冷静に動けない ・ネットで話題になっていた銘柄に手を出した →仕手株や高騰しすぎな銘柄の可能性が高い 下落の兆候が出たときに大暴落を繰り返す ・決めていた投資額を大幅…

投資ルールは交通ルールと同じ

「含み損がどんどん大きくなって、 損切条件を超えたけど損切りできなかった。 でも我慢して待っていたら急に上がってきて、 結果的に利益を得ることが出来た」 ラッキーに思える出来事ですが、この行為は将来的に大損をする危険信号。 「ルールを守らなかっ…

投資で損をするのはこのパターン

ハイリスク・ローリターンの投資をする人が多い。 投資の基本はハイリスク・ハイリターンなのだが、投資で損をしている人は、ハイリスク・ローリターンをやり続けている。 例えば、リスクの高い市場に参加して、+5000円、+1万円、と小さく勝ったかと思えば…

投資において未来予測はムダ

投資において、未来予測は難しい、と言うか出来ない。それはナゼか? 毎年年末年始になると、専門家が「今年の日経平均はこうなる」みたいなのを言ってるけど、当たるか当たらないかは運任せ。 経済を何十年も勉強している専門家でさえそうなのだから、一般…

経験が役に立たない理由がこれ

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があります。 私の解釈では、 ここで言う「経験」とは、自分が覚えているもの、つまり「記憶」であり、 ここで言う「歴史」とは、事実を記したもの、つまり「記録」である、 と捉えています。 つまり、 「…

資産を減らさないようにするだけで十分

最近の株式市場は日米どちらも大荒れだけど、こういうときに大損をしないというのが大事だなと思う。 各銘柄が連日大暴落しているせいで、地獄を見ている人が多い様子。 私はどんな相場であっても、損をしても小さい損で終わらせる自信がある。例えここから…

ベテラン投資家の勘が当たる理由

「なんとなく」で投資すると、ほぼ間違いなく大損をする。ヤマ勘は当たらない。 しかし中には、「なんとなく」でトレードをして勝ち続けている人もいる。 その違いはなんだろうか。 例えば、私達が家から外に出たとき、「なんとなく雨が振りそうだ」と分かる…

話題の銘柄に手を出すな

今回も破産者が続出している様子。 SNSで、ある銘柄の買い煽りをしている人が居たとしたら、その銘柄には決して手を出してはいけない。早かれ遅かれ、その銘柄は例外なく大暴落するからだ。 「1ヶ月で倍に!これからもっと上がっていく!」とか聞くと、つい…

大損する投資法について

ツイッター等を見てると、「今日の利益は+1000万円でした!」みたいなのがゴロゴロ出てきます。 まあ、それが仮に本当だという前提で行くと、+1000万円行くような投資法は、-1000万円行くこともある投資法だということ。 先日、とある銘柄が2日連続のストッ…

「〇〇さんのオススメ株だから買う!」が失敗する理由

株式の短中期投資をするとき、誰かのオススメの銘柄とかを買うのは止めたほうが良い。 その銘柄が上がるかどうかはともかく、その銘柄に対して余計なバイアスがかかってしまうからだ。 例えば、その銘柄の株価が下がり、自分で決めていた損切条件に達したと…

手法だけ学んでもうまくいかない その2

もし、手法や技術だけ学んで投資に参加した人が居たとする。断言するけど、高確率で自己評価が下がってメンタルがやられる。そういう人を何人も見てきた。 なぜそうなるのかというと、 技術を学んで投資に参加 ↓学んだ通りに動けず、勝てない ↓資産をどんど…

手法だけ学んでもうまくいかない

短中期投資の最も有利なところは、損切が出来る、ということだと思う。 長期投資では損切は、物理的には可能だが、心情的に難しい。 仮に、1000万円を投資している銘柄に悪いニュースが有り、5%下がったとする。そしてそのニュースによる影響が長続きしそ…

株式投資をする前に学ぶこと3つ

株式投資の、特に短期投資を学ぼうとする人は、手法(技術)しか学ぼうとしない。(とはいえ、手法しか書いてない本ばかりだから仕方ないところもある) 実際に必要なのは、1.手法2.資金コントロール3.メンタルトレーニングの3つ。 この3つが揃って…

恐怖でパニックにならないための方法

「脳は、恐怖を感じるとバカになる」というお話。そして、その対処法も。 人間は恐怖を感じると、脳が「古い脳」に切り替わる。原始の脳なので行動力はあるが論理的思考は苦手。 なので、後から考えると、「なんでこんなことしてしまったんだろう」という行…

迷った時に簡単に決める方法

投資以外でも言えることだけど、確固たる正解のない選択をするときには、最初からルールとして、「○○なときは□□をする」と決めておくと楽。 あと、もっと楽な方法として、コイントスで決めるというのもある。例えば、「表が出たらする、裏が出たらやらない」…

宝くじを買うぐらいならボロ株を買おう

投資やギャンブルには、「期待値(還元率)」というものがある。 仮に参加者全員にお金を還元したとして何%返ってくるか、を計算したもの。 例えば、 競馬は約75%、宝くじは約46%、パチンコは約80%、 といった感じ。 上記の例だと、宝くじは還元率…

投資する前に決めておくことは?

株式投資をする時に、買う前から「○円になったら利確しよう。 △円になったら損切りしよう」と決めている人はほとんどいない。 大体の人は、買ってからこれらを考える。 大事なのは、投資する前から株価の動きについて予測しておくこと。そして、利確損切の条…

投資は、資産を減らさない能力が大事。

投資は、大きく儲ける能力より、ヤバい状況になった時にどれだけ資産を守ることが出来るかが大事。 少なくとも10年に1回ぐらいの割合でヤバい状況ってのは訪れる。 それは投資していた銘柄の悪いニュースかもしれないし、日本経済の危機かも知れないし、ひょ…

必ず失敗する投資とは?

投資を初めてする、という人は、「投資した金額以上の損をする可能性のあるやり方」では絶対投資しないこと。 そんな事しないよ!と思う人が多いだろうけど、実際にはこういうやり方をしている人が大変多い。 もっと言うと、失敗した時に投資額の半分以上が…

投資は、手数料の安いものほど成功率が高い

投資で大事なのは、「どれだけ儲かりそうか?」ではなく、「どれだけ損をする可能性があるか?」ということ。 最大までレバレッジをかけて仮想通貨を取引すれば、そりゃ短期間で10倍とかにもなる可能性があるだろうけど、大損をする可能性のほうがその数百…

TKO木本さんの件について

前にブログで、「ポンジスキーム詐欺の恐ろしいところは、被害者が加害者になってしまうこと」 本当にあった、ある投資詐欺のお話 - 言われてみればそうだよね 本当にあった、ある投資詐欺のお話の続き - 言われてみればそうだよね と書いたけど、今回のTKO…

自分の投資ルールを変えた理由

私の投資ルールの一つとして、「銘柄を持ちすぎない。最大6銘柄まで」というのがある。ただ、自作のプログラムをどんどん作り込んでいってから、このルールを変更しても良いかも、と思えるようになった。 6銘柄までにした理由は、「それ以上だとそれぞれの…

攻略法を見つけるには?

「デモトレードより、少額からでも実際に投資したほうが良いのでは?」確かにそういう意見もありますし、それも良いことだと思います。 どちらにせよ大事なのは、結果に対して考察する、ということです。 これらの目的は、経験を積んでレベルを上げること、…

なぜ選んだ方がいつも間違いなのか、その理由

投資で決断が迫られた時、 A.「悩みまくった結果、行動に移さなかった」この場合、結果的には行動したほうが良かったことが多いです。 B.「悩むことなく、即決して行動した」この場合、その行動で大きな損をすることが多いです。 大体の人は、「俺は運が…