株式投資の、特に短期投資を学ぼうとする人は、手法(技術)しか学ぼうとしない。
(とはいえ、手法しか書いてない本ばかりだから仕方ないところもある)
実際に必要なのは、
1.手法
2.資金コントロール
3.メンタルトレーニング
の3つ。
この3つが揃っていないと勝てない。
それどころか、最終的に大損することになる。
私は投資をよく、「平均台を渡る」ということに例える。
「綱渡りを渡る」と考えても良い。
仮に、それを渡りきれば賞金が貰え、
そして、その高さに比例して、賞金も大きくなるとしよう。
「1.手法」とは、その渡り方だ。
両手を伸ばしてバランスを取って一歩一歩渡る。
「2.資金コントロール」とは、その高さだ。
高い賞金をもらうために、2m、3mと高度を上げる。
「3.メンタルトレーニング」とは、その高さに対する恐怖の克服と対処法だ。
高さが上がれば落ちたときの怪我も酷くなるので、恐怖心が出てくる。
その恐怖心を克服し、万が一のときの対処法についても学ばなければならない。
この3つがそろって初めて、その高さでもスイスイ渡ることができるようになる。
仮にあなたの大事な人が、「1.手法」しか学んでいないのに、
10mの高さを渡ろうとしたらどうするだろうか。
おそらく止めると思う。
なぜなら、落ちて大怪我する可能性が高いからだ。
投資もこれと同じ。
しかし、ほとんどの人は勉強してから投資しないし、
学んだとしても「1.手法」しか学んでないので、
あっという間に大金を失ってしまう。