投資において、未来予測は難しい、と言うか出来ない。
それはナゼか?
毎年年末年始になると、専門家が
「今年の日経平均はこうなる」
みたいなのを言ってるけど、
当たるか当たらないかは運任せ。
経済を何十年も勉強している専門家でさえそうなのだから、
一般人が予測しても無意味。
例えば、プロ野球の順位予測。
元プロの人たちが各球団のキャンプに足を運んで予想するけど当たらない。
なぜ投資も順位も当たらないのかというと、
「何事もなく平穏無事に去年通りの成績を出せたらこうなる」
という予測だから。
実際にはコロナで離脱者も出れば、怪我人も出る。
今までの実績からかけ離れた成績を出す選手もいる。
ロシアが戦争を起こしたり、
異常な円安になったり。
このような事が何もなければ予想はあたっていたかもしれない。
でも、平穏無事に一年が終わる確率はかなり低い。
ましてや、5年後10年後の経済予測なんて、
その間ずっと平穏無事に過ぎるとは考えられない。
逆に言えば、「何事も起きないだろう」と思われる期間であれば、当たる率が高くなる。
だから、数日先からせいぜい1ヶ月ぐらい先までなら、
「何事もなければこうなっているだろう」
という予測が当たる率が高くなる。