今回も破産者が続出している様子。
SNSで、ある銘柄の買い煽りをしている人が居たとしたら、その銘柄には決して手を出してはいけない。
早かれ遅かれ、その銘柄は例外なく大暴落するからだ。
「1ヶ月で倍に!これからもっと上がっていく!」
とか聞くと、ついつい買ってしまいたくなる。
しかし、仮に買ったとしても、
そういう煽りで買う人は、利確・損切の条件を決めていない。
煽った張本人は
「まだまだ上がりますよ! 売ったら負け!」
などと煽り続けているので、それを信じて買った以上、
(売ったらもっと上がってしまうかも)という恐怖で売ることができないのだ。
そして祭りが終わる日は突然やってくる。
「上げ100日、下げ3日」とも言われるように、
数ヶ月かけて上がった金額はたった3日で全て下がる。
仮に、買ったときから半値になった場合、
現物買いなら資産が半分になるぐらいで済むが、
信用取引で資産の3倍の額を買っていた人は全資産を失った上に借金を背負うことになる。
投資で最も大事なことの一つは、
「退場(投資を辞めるほど大損)しないこと」
つまり、一発で退場となってしまうような危険な取引をしないことが大事。
しかし多くの人は、「いくら儲かるか」しか目に見えていないため、危険なトレードに手を出してしまう。
そうではなく、「いくら損する可能性があるか」から投資額を逆算することが大事。