言われてみればそうだよね

不労所得で7年ほどセミリタイアして子育てしてましたが、2018年から復帰して投資講座を始めました。

実は、子どもを褒めてはいけない

実は、子どもを褒めてはいけない
というか、基本的に子どもを褒めるのは良くない。


特に、子どもが自発的に何かをしているとき、
それを褒めてはいけない。

 

自発的に勉強しているとき、
読書しているとき、
絵を書いているとき、

など。

 

このように、誰に言われるわけでもなく自発的にやっていることに対しては、
決して褒めてはいけない。

 

例えば、
普段あまり本を読まない子が、
今日は自ら本を読んでいた。

 

そんなとき、親の立場だとつい、

「本を読んで偉いね!」

などと褒めてしまう。

 

実は、褒めると、途端にやる気を無くしてしまう。

 

これは、アンダーマイニング現象と呼ばれていて、

自発的に行っていることに対して報酬が手に入ると、

報酬が入らないとそれをやらなくなってしまう、というもの。


子どもが自発的に行っていることには、報酬を与えてはいけない。

褒め言葉だけでなくお菓子なども。

 

 

では、子どもが自ら「テストで100点とった!」と自慢してきたときはどうか。

 

もちろん、その時には思いっきり褒めたくなる。

 

だけど、ここで大事なのは、ほとんどの褒め言葉は、
上から目線のものだということ。

 

「100点を取って偉いね」


という言葉は、親が上から見下ろしてる言葉になってしまう。


そういうときは、目線を同じにして感心する。

 

そして、結果ではなく、その経過にフォーカスして感心する。


100点を取ったことではなく、
それを取るために勉強したことにフォーカスする。


「100点とった!」

と子どもが言ったら、

「すごい!! こんな難しい問題良くできたな!! めっちゃ頑張ってるやん!!」

という感じに。


実は、結果や成果を褒めると、
成果の出ないものをやりたがらなくなってしまう。

 

つまり、100点を褒めると、
100点を取れないようなことをしたがらなくなってしまう。

 

経過や経緯を褒めると、そこに至るまでのことをまたやりたくなる。
そして、より難しい問題をやってみよう、となる。

 

そうなると、未来の目標も決めやすくなって、
そこに向かって勝手に行動してくれるようになる。

 

ポイントは3つ。

 

1・子どもが自発的に何かをしていたら、静かに見守る。

 

2・褒めるのではなく、同じ目線から感心する。

 

3・結果ではなく、それまでの経過や経緯を褒める。

 

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